SCSKのかとうです。こんにちは。
UTXシリーズ紹介②では①に引き続き、UTXシリーズの特長についてご紹介いたします。
UTXシリーズ紹介①をまだお読みでない方は以下からお読みください。
UTXシリーズの特長 <①からの続き>
3.セキュリティレポート作成機能
続いてのUTXシリーズの特長ですが、セキュリティレポート作成機能となります。

UTXシリーズでは指定した期間内に発生した「検知された脅威」「感染したデバイス」「アプリケーションの使用状況」などを簡単に確認することができるレポートを作成する機能を搭載しております。これによりセキュリティリスクとネットワークの通信状況を可視化することができます。ユーザ認識機能を併用することで帯域別、セッション別での上位ユーザを見ることもできるようになります。
レポートの詳細な情報については
セキュリティーレポート活用ガイド (yamaha.co.jp)
をご参照ください。
UTM製品によってはレポート作成においては別途ライセンス費用が発生するような場合もありますが、UTXシリーズでは標準でサポートされているものとなります。
4.既存のYAMAHAルータとの連携
続いては既存のYAMAHAルータとの連携部分となります。
LANマップを搭載している機器の配下にブリッジモードで動作しているUTXを置くことで上位のLANマップ内にUTXを組み込むことができ、ネットワークとセキュリティーインシデントの見える化を実現することができます。


5.サポート
最後にサポート面についてですが、UTXシリーズでは専用のサポート窓口を設けております。セキュリティライセンスが有効であることが前提ですが、メーカー直営のサポート窓口であり、販売店のみならず購入者(エンドユーザ)も直接問い合わせが可能となっております。
UTXサポートサービスの詳細につきましては
をご参照ください。
多くのUTMベンダーでは問い合わせや障害時の対応は販売店経由となるケースかと思いますが、エンドユーザからの連絡も直接可能であることから解消までのタイムラグが減少されることが期待できるかと思います。
以上、第3回を①②に分けてUTXシリーズの特長を紹介させていただきました。
最初の3点(日本語GUI、多層防御、レポート作成)は多くのUTM製品にサポートされているところかと思いますが、LANマップとの連携、専用サポート窓口といったところはYAMAHA社独自の特長かと思います。
次回はUTXの設定手順を中心にお話をしていきたいと思います。
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