SCSKの新人エンジニアと先輩エンジニアがお送りする、ヤマハネットワークを学んでいくコラムの第2回です!


Meetup札幌へ参加!!

齊藤
「藤冨さん!先日のMeetup National Tour 2022 札幌お疲れさまでした!藤冨さんにおごってもらった味噌ラーメンめちゃめちゃおいしかったです!!」
藤冨
「齊藤さん、お疲れさまでした!確かにラーメンはおいしかったですが、Meetupの感想は何かありますか?」
齊藤
「Meetupではお客様と直接コミュニケーションをとることができたり、ヤマハの方のお話を伺うことができ、大変貴重な経験になりました!」
藤冨
「僕も久しぶりのリアルイベントで、コロナ前と同じようなお客様との直接の交流をすることができました。お客様との直接的な交流を通じて様々なご意見・お考えを伺うことができ、リアルイベントの良さを体感しました。」
齊藤
「ところで僕たちSCSKのブースで紹介していた『YCNE』ってなんですか?」
藤冨
「そういえばまだ教えていなかったね。『YCNE』はヤマハのネットワーク技術者の認定試験のことだよ。実は齊藤君にも受けてもらおうと思っているんだけどね。それじゃあ『YCNE』について細かく説明していくね!」
『YCNE』はヤマハの認定試験!!その中身は?
『YCNE』は “YAMAHA Certified Network Engineer” の略で、ヤマハネットワーク技術者認定試験のことです。
2021年6月から始まった試験で、すでにご受験いただいた方もいらっしゃると思いますが、より多くの方に知っていただきたく、ここでご紹介します!
※ここからの紹介内容はヤマハ公式のものではなく、SCSK独自の見解によるものも含まれます。
YCNEは3段階!! でも今は1つのみ?!
YCNEは難易度別に「YCNE Basic★」、「YCNE Standard★★」、「YCNE Advanced★★★」の3段階に分かれます。
3段階に分かれているYCNEですが、実は現在受験可能なのは「YCNE Basic★」のみとなります。
基礎的なレベルのものからスタートし、順次難易度の高い「YCNE Standard★★」、「YCNE Advanced★★★」を順次展開していくことになっています。
「YCNE Basic★」に合格せずとも上位試験を受験できますが、基礎レベルの知識から応用レベルまで幅広い知識を保有する証明にもなるので、「YCNE Basic★」からの受験をおすすめします!
出題内容は?合格点は何割くらい?
YCNE Basic★の出題内容はヤマハ公式サイト上で次のように紹介されています。
・ネットワークおよびヤマハネットワーク機器を活用するための基礎的な知識
ヤマハネットワーク技術者認定試験(Yamaha Certified Network Engineer)
・VPNを活用し、安全にネットワーク間の遠隔接続するための基礎的な知識
この2点に関する問題50問を60分の試験時間で解く試験です。
合格ラインは正答率が約7割になります。
問題数・時間・正答率は一般的なベンダー認定試験と同等程度となります。
何に役立つの? YCNEを受験するメリットをご紹介!
YCNEを受験するメリットには以下のようなものが挙げられます。
- 誰にとっても価値のある試験
- 社会人としての市場価値向上
- 安価で有効期限が存在しない
1.誰にとっても価値のある試験
「YCNE」は下記のような目的で受験することが考えられます。
新人エンジニアや学生にとっては、ネットワークについて勉強するきっかけに。
ベテランエンジニアにとっては、自分の知識の復習に。
営業にとっては、自分の売り文句の説得力向上に。
「YCNE」は新人エンジニアからベテランエンジニア、さらには営業・学生の方など、幅広い方にとって受験する価値のある試験となっています。
2.社会人としての価値向上
ヤマハルーターはSOHOルーター市場において高いシェアを誇っており、そのヤマハの認定試験に合格することで自分の市場価値を高めることができます!
3.安価で有効期限が存在しない
他ベンダーの認定試験では数万円程度かかることも多い中、「YCNE Basic★」の受験料は通常価格13,200円と、比較的安価で受験することができます。
さらに学生の方は学割が効くため8,800円、10人以上同時申込の場合受験料から1割引きとなります。
また、YCNEには有効期限が存在しないため、一度合格してしまえば再度認定取得のために再受験する必要がありません。
勉強方法は? 公式の参考書・ヤマハコミュニティサイトをご紹介!
- ヤマハ公式の参考書
- ヤマハコミュニティサイト
YCNE Basic★の勉強方法は、主にこの2点があります。
1.ヤマハ公式の参考書
「YCNE Basic★」に対応した書籍が2022年1月に発売となりました。
『ネットワーク入門・構築の教科書』
著者:のびきよ
出版社:マイナビ出版
価格:3,278円(税込)
ネットワークの基礎知識からヤマハ製品の設定例まで掲載されています!
そのため試験対策としてだけでなく、ヤマハ製品を扱う人が最低限持つべき基礎知識を身に着けることができる1冊となっています!
2.ヤマハコミュニティサイト
ヤマハネットワークエンジニア会である「YNE」のご紹介です!
YNEはヤマハのネットワーク製品を扱うエンジニアの交流の場となるように作られたサービスとなります。
最新情報やキャンペーン、お悩み相談室など様々な機能がある中の1つに、YCNEの関連コンテンツがあります。
YCNEのコンテンツでは、ほかの受験者の方の合格体験記を閲覧できるだけでなく、模擬問題を解くことができます!
ただし、模擬問題は会員限定コンテンツとなります。
会員登録は無料なので、ぜひご登録をしたうえでYNEをご利用ください!!
YNEページはこちらから!
今すぐ受験したい!申し込み方法は?
1.受験申込・支払い
YCNEはCBT形式、つまり全国にある試験会場のコンピューター上で受験する試験です。
YCNEではOdysseyというプロバイダーの提供する環境で受験する試験になるので、受験の申し込みはOdysseyのWebサイトから行います。
このタイミングでの会員登録の必要はありませんが、後々必要になるので早めに登録してしまいましょう!
会場を検索し、会場ごとの空席状況を確認し、希望日程を複数記入します。
その後支払い情報を登録し、申し込み完了となります。
Webサイト間を何度か飛んだりするので、少し煩雑に感じるかもしれません。
2.Odysseyへの登録
受験するまでにOdysseyの会員登録(会費無料)が必要です。
会場のコンピューター上でOdysseyIDとパスワードでログインする必要があるためです。
OdysseyのWebサイト上から登録ができますので、忘れないよう早めにやっておきましょう!
「YCNE Basic★」は今すぐ受けるべし!!
齊藤
「なるほど!!とても参考になりました。上位の2種類の試験が始まっていない今の段階で『YCNE Basic★』に合格しておくことで、上位試験がリリースされてから計画的に受験することができるってことですね?」
藤冨
「そうだね!あとはネットワークの基本的な知識を問われるから、ベテランのエンジニアの人にとっては自分の知識の再確認にもなるよね。それに営業の人からするとヤマハから認定されることになるから、説得力にもつながることになるね。こんな風に業種・年代にとらわれることなく、幅広い人にとってメリットのある試験になってるんだ。」
齊藤
「すごいですね!!ここまで親切に教えていただいたので、受験したいと思うようになってきました!今すぐ申し込んできます!!」
藤冨
「いってらっしゃい!勉強頑張ってね!!」
お知らせ
Yamaha Network Innovation Forum 2022 Autumn開催決定!!
最後までお読みいただきありがとうございます!新人エンジニアの齊藤です!
今年度もヤマハネットワーク製品の年次イベント「ヤマハネットワークイノベーションフォーラム2022 Autumn」を開催いたします。
ネットワーク最前線で活躍されるさまざまな豪華ゲストによるセッションをお楽しみいただける見どころしかないイベントになっております!!
なんと藤冨と齊藤も登壇いたします!!
今回紹介させていただいた「YCNE Basic★」の模擬問題に挑戦していただくセッションを担当いたします。
参加して後悔しない内容になっています!奮ってお申し込みください!!
YCNE Standard★★が11/30より受験開始!!
今回ご紹介した「YCNE Basic★」の上位試験にあたる「YCNE Standard★★」がついにスタートとなります!
11/15(火)より申し込み開始、11/30(水)より受験開始です!
下のボタンより詳細情報をご確認ください!!
参考サイト
ヤマハネットワーク技術者認定試験(Yamaha Certified Network Engineer)
ヤマハネットワークエンジニア会 (yamaha.com)
ヤマハネットワーク技術者認定試験 | Odyssey CBT | オデッセイ コミュニケーションズ (odyssey-com.co.jp)