ヤマハ製品のご紹介

ヤマハネットワーク製品紹介
ヤマハのネットワーク機器を紹介します。主な製品ラインナップは、ルーター/ファイアウォール、L3・L2スイッチ、無線LANアクセスポイント、UTM(UTXシリーズ)、ライセンス製品(vRX/YSL-DPI/YMS-VPN8)の5カテゴリーです。
目次
製品群①:ルーター/ファイアウォール

ヤマハのルーターはオフィス、工場からリテール、医療・介護施設、学校や自治体に至るまで幅広いシーンで使用されており、17年連続でSOHOルーター国内シェアNo.1を獲得しています。ラインナップはギガアクセスVPNルーターのRTXシリーズ、VoIPルーターのNVRシリーズ、そしてファイアウォールのFWX120、ブロードバンドからモバイル。ISDN、専用線まで多用なWAN回線に対応しています。
RTXシリーズのRTX5000、RTX3500はデータセンターなどの設置環境の変化を踏まえ、省スペース、省エネルギーを実現。RTX830では、拠点間VPNに加え、クラウドサービスへのVPN接続や外出先からのリモートアクセスVPNなど、幅広くVPN構成拡張が可能です。また、NVRシリーズのNVR510は、ひかり電話および小型ONUだけでなく、楽天コミュニケーションズ提供のVoIPサービス等にも対応し、1台でオフィスネットワーク環境を構築できます。
特長①:日本語GUI画面で簡単設定&管理
ヤマハルーターはLANの「見える化」実現のため、Webアプリケーション「LANマップ」を搭載。従来の「スイッチ制御GUI」よりも画面のデザインが洗練され、ユーザビリティが向上している点が特長です。「簡単設定」を使えば初期設定もすぐに完了でき、ポート状態や稼働状況も分かりやすく表示されます。
特長②:LANも見える化
LANマップは日本語GUI画面で簡単に操作でき、ネットワーク機器に加えてPCやプリンタ、ネットワークカメラ、スマートデバイスなど、末端の端末まで含めたネットワーク全体を「見える化」。ループや未登録端末の接続など、LANマップを立ち上げていなくても通知してくれる“プッシュ型”で、異常の早期発見・対応が可能であり、管理の負担を軽減できます。
特長③:YNOによるクラウド管理
ヤマハのクラウド型ネットワーク統合管理サービスYNO(Yamaha Network Organizer)の活用で、機器ごとのログイン操作は不要、Webブラウザからすべての機器情報を一元管理できます。また、ヤマハルーター内に無線LANアクセスポイントの設定が保存されていれば、YNOにはゼロコンフィグ機能やスケジュール機能、アラーム管理・メール通知、ユーザ管理機能などが含まれるため、新たな追加設定の必要はありません。
特長④:VPN接続の簡単設定
従来のpoint-to-pointトンネルの場合、センターと接続する場合、拠点ごとに設定が必要でした。しかし、マルチポイントトンネル機能により、物理的な複数拠点へのVPN接続を1つのVPN設定のみで実現。拠点の増設や移設、VPN環境に変化があっても、センターで使用するルーターの設定変更は必要ありません。
特長⑤:クラウド接続の簡単設定
各クラウドサービスから提供されたIDやシークレットキーをWeb GUI画面で入力するだけでVPN設定や経路設定が自動で行われます。現在、接続確認が完了しているサービスには、「IDCFクラウド」「Amazon VPC」「VMware vCloud Air」「BizホスティングCloudn」「GMOクラウド ALTUS」「NIFCLOUD(ニフクラ)」「Microsoft Azure」があります。
特長⑥:アプリケーション通信のコントロール(DPI)OPTION
DPI(Deep Packet Inspection)とは、インターネットなどネットワーク上のデータを解析する技術。不正なデータであれば転送を止めたり、Webサイトへのアクセスを遮断したりすることが可能です。ヤマハのルーターに搭載されているDPI機能により、通信をアプリケーションごとに識別し、内容に応じて直接インターネットへ通信させたり、優先制御・遮断したりするなどのコントロールが行えます。
特長⑦:IPv6 PPPoE/IPv6 IPoE対応
NTT東日本/NTT西日本の「フレッツ光ネクスト」において提供される、IPv6アドレスによるインターネット(IPv6 PPPoE/IPv6 IPoE)接続に対応。IPoE方式はPPPoE方式よりもインターネットの通信品質が安定しており、設定も簡単などのメリットがあるものの、IPv6に対応していないWebサービスやWebサイトも多く存在します。ヤマハのルーターはどちらにも接続可能です。
ラインナップ
ギガアクセスVPNルーター | RTX5000、RTX3500、RTX1220、RTX830 |
VoIPルーター | NVR700W、NVR510 |
ファイアウォール | FWX120 |
【YNO(Yamaha Network Organizer)について】
ヤマハルーターのクラウド型統合管理ツールであるYNOを使用すれば、機器ごとのログイン操作が不要になり、Webブラウザ経由ですべての機器情報の一括管理が可能。アラート通知から問題解析まですべてクラウド上で対応できるため、ネットワーク管理者の作業負担を軽減します。
製品群②:L3・L2スイッチ

L2スイッチは集線装置と呼ばれ、ネットワーク内のPCやサーバーなどをケーブルで束ねます。一方のL3スイッチは経路制御装置とも呼ばれ、異なるネットワーク同士の通信をつなぐ役割があります。
ヤマハのスイッチ製品SWXシリーズは10GbE、GbEそれぞれに対応。L2スイッチはシンプル、スマート、インテリジェントの3つのモデル、L3スイッチはライト、スタンダードの2つのモデルがあります。また、データを転送すると同時に機器に電源を供給するPoEスイッチであれば、デバイスは電源が完備していなくても動作が可能です。さらに、ルーターと組み合わせた「見える化」機能により、ネットワーク管理者の負荷を軽減します。
特長①:「LANマップ」でLANを「見える化」
従来の「スイッチ制御GUI」から2014年に名称を変更して生まれ変わった「LANマップ」。2015年にはスイッチだけ「見える化」する「LANマップLight」もリリースしました。ヤマハのルーターにスイッチを接続すれば、端末まで含めたネットワーク構成や各機器の状況を「見える化」し、Web GUIで一目瞭然です。スイッチのリソース状態やポート使用状況もリアルタイムに確認が行えます。
特長②:パフォーマンス観測
SWX2310以上のインテリジェンスモデルでは、CPUやメモリーの使用量、トラフィック量の変動データを観測します。また、期間(時間/日/週/月)ごとの変動データも1年分蓄積でき、microSDカードへのバックアップやPCへの保存も可能。短期的な通信状況を把握できるのはもちろん、長期的な需要予測や将来の設備設計に活用できます。
特長③:端末監視機能
SWX2220・2310以上のインテリジェンスモデルでは、PING疎通確認、LLDP定期通信、受信スループットなどにより、端末の死活監視を実施。異常が検出された場合はメール通知やSNMP/L2MSトラップ通知、フリーズしたPoE機器の再起動などを実行します。
特長④:充実のPoEスイッチラインナップ
ヤマハのPoEスイッチはGbEスイッチと10GbEスイッチがあります。GbEスイッチのシンプルL2、スマートL2モデルでは、ヤマハルーターまたは「Yamaha LAN Monitor」との組合せで疎通確認による死活監視が可能。インテリジェントモデルではスイッチ単体でPING疎通確認/LLDP定期通信/受信スループットによる高精度な死活監視が行えます。給電ポート数も4~24と違いがあります。
新製品ラインナップ
インテリジェントL2スイッチ | SWX2320-16MT SWX2322P-16MT | ・10ギガビット/マルチギガビットに対応 ・高精度な時刻同期PTPv2 TCに対応 ・PoE++/SFP多ポート対応モデルを追加 |
スタンダード L3スイッチ | SWX3220-16MT SWX3220-16TMs | |
スマートL2スイッチ | SWX2220-10NT | ・2.5GbEに対応したポートを8ポート、10GbEに対応したコンボポートを2ポート搭載 ・ブザーでループや機器故障(ファン、温度、PoE)をお知らせ ・全8ポート同時に30W給電可能(PoEモデル) ・PoEデバイスの死活監視と障害時の自動再起動が可能(PoEモデル) |
スマートL2 PoEスイッチ | SWX2221P-10NT |
新製品の特長
LAN高速化を安価に実現するハード仕様
Wi-Fi6は最新のWi-Fi規格であり、Wi-Fi5の最大通信速度が6.9Gbpsだったのに対し、9.6Gbpsまで高速化。ヤマハのスイッチ製品はWi-Fi6の性能を最大限発揮すべく8ポートの2.5GbEを搭載し、全8ポート同時に30W給電可能です。また、10GbEを搭載することで、ボトルネックなく上位ネットワークへ転送も行えます。
APなどのPoE受電機器の運用が便利に
指定した時間帯のみPoE給電することで、不要な時間帯の消費電力を削減し、業務時間外の無線LANの不正使用を防止します。また、異常検知時にはLANマップなどで通知&PoE給電OFF/ONで自動再起動するため、ハングアップしたAPやIPカメラへのPoE給電自動復旧が可能です。
中小企業に最適なセキュリティ機能
中小企業が不正アクセスされると、機密情報が流出するなどの事態が発生し、社会的信用が大きく失墜する恐れがあります。ヤマハのスイッチ製品はIEEE802.1X認証に対応しているため、接続の許可が確認できない場合はスイッチを閉じて、通信を遮断。また、無線AP内蔵RADIUSサーバーと連携することで、強固なセキュリティを実現します。さらにALCを搭載し、シンプルなフィルタリングで不正端末通信を除去します。
保守、運用業務を軽減する機能
無償アプリ「Yamaha LANモニター」で複数台のスイッチのコンフィグ設定やファーム更新が一括で可能です。個別にIPアドレス設定する必要はなく、PCとスイッチを接続するだけでキッティングが完了。また、Webアプリケーション「LANマップ」から探したいスイッチのブザーを手動で鳴らしたり、ループや機器故障の障害検知時にブザーを鳴らせたりできるため、保守業務を軽減できます。
壁やラックへの設置金具同梱
壁の設置するためのウォールマウントキット、ラックに設置するためのラックマウントキットを同梱、オフィスの広さや構造に合わせて自由なレイアウトが可能です。
製品群③:無線LANアクセスポイント

企業では接続デバイスが多く、飛ばすべき電波も広範囲に及びます。そのため、ルーターとは別に無線LANアクセスポイントの使用が一般的です。ヤマハのWLXシリーズは2.4GHz/5GHz同時利用可能な業務用無線アクセスポイント。WLX413は最大500端末、WLX212は最大100端末接続可能で、多数の接続端末でも安定的な動作を実現します。認証やアカウンティングをネットワーク上のサーバーに一元化することを目的としたセキュリティプロトコルであるRADIUSを搭載し、セキュリティにも配慮しているため、安心です。
また、クラウド型管理サービス「Yamaha Network Organizer(YNO)」と組み合わせることで、見えない無線LAN環境の「見える化」を可能にします。
特長①:クラスター管理機能
クラスター管理機能では、ネットワークに最初のアクセスポイントを接続すると仮想コントローラーが作成されます。その後、アクセスポイントを追加した場合は別途設定する必要はなく、自動的に仮想コントローラーと相互通信することで設定が反映されます。これにより、拠点側に無線LANを熟知している運用者がいなくても、安心してオンプレミスでの一括管理が可能です。
特長②:クラウド型管理サービス
クラウド型管理サービスの場合、「YNO(Yamaha Network Organizer)」による他拠点一括監視・管理・設定が実現できます。YNOによる無線の「見える化」が可能であり、ゼロコンフィグのため、複雑な設定は不要です。WLX413、WLX212には最大1年間のYNO無料ライセンスが付属しています。
特長③:無線LANの見える化ツール
無線LAN見える化ツールは「無線LAN情報表示機能」「端末情報表示機能」「周辺アクセスポイント情報表示機能」「レポート表示機能」で構成。無線LAN状態表示画面には、過去に検出した問題もリスト化されており、選択するとスナップショットが表示されます。評価結果は「重大(赤)」「警告(オレンジ)」「注意(黄色)」「許容(緑)」「良好(青)」と色分けされているので、状況を識別しやすくなっています。
特長④:セキュリティの強化
最新のWi-Fiセキュリティ規格であるWPA3を搭載しています。特長の1つはSAEという仕組みにより、暗号化に利用する鍵を生成し、KRACKsと呼ばれる深刻な脆弱性に対処できる点です。また、Enhanced Openにより、暗号化を行っていないフリーWi-Fiで通信内容が読み取られてしまうリスクにも対処します。さらにAP間プライバシーセパレーター機能により、異なるAPに接続した端末間の通信を遮断します。
特長⑤:安定した無線通信
無線通信平滑機能(Airtime Equalizer)機能によって、通信時間を均等化し、伝送速度の速い無線端末の通信速度が遅い無線端末の影響を受けるのを妨げます。また、バンドステアリング機能により、2.4GHz帯に接続されている無線端末を5GHz帯に接続するように誘導することで、安定した無線通信を実現します。
特長⑥:設置方法の自由度
オフィスなどではスタンドでの卓上設置が使いやすく、レストランやカフェでは壁掛け設置が便利です。ヤマハのアクセスポイントはそのどちらにも対応しており、自由なレイアウトを実現します。さらにWLX413は外部アンテナによる屋外での無線LANにも対応可能です。
特長⑦:無線環境を学習し自動で最適化
Radio Optimization機能を搭載しているため、ネットワーク管理者は利用イメージを設定しておけば、無線APが周辺の無線環境や端末情報を学習し、自動で最適な設定に変更します。高度な専門知識がなくても、無線LANの安定運用が可能です。
ラインナップ
WLX413 | WLX212 | WLX402 | WLX313 | |
YNO/クラスター管理型 | グループ管理型 | |||
無線LAN IF 2.4GHz | 11ax1147Mbps (4×4) | 11n400Mbps (2×2) | 11n300Mbps (2×2) | 11n400Mbps (2×2) |
無線LAN IF 5GHz(1) | 11ax2402Mbps (4×4) | 11ac866Mbps (2×2) | 11ac1733Mbps (4×4) | 11ac866Mbps (2×2) |
無線LAN IF 5GHz(2) | 11ax2402Mbps (4×4) | – | – | 11ac866Mbps (2×2) |
有線LANインターフェース | 10Gbps×1 | 1Gbps×1 | 1Gbps×2 | 1Gbps×1 |
最大接続端末数 | 最大500 | 最大100 | 最大100 | 最大150 |
最大管理可能AP台数(同一セグメント) | 128(リーダー含) | 50(リーダー含) | 50(コントローラー含) | 50(コントローラー含) |
APプライバシーセパレーター | 搭載 | 搭載 | – | 搭載 |
WLX413独自機能
より早く(Wi-Fi6)
WLX413は最新のWi-Fi規格Wi-Fi6(IEEE802.11ax)に対応し、最大5.9Gbpsの高速通信を実現。また、スループットを余すことなく使うため、有線LANも10BASE-T(10Gbps)を搭載しています。
より多く(Wi-Fi6、トライバンド)
Wi-Fi6のOFDMA(直交周波数分割多元接続)により、たくさんの機器が同時につながっていても、快適にWi-Fiを利用できます。WLX413は、3つの帯域を同時に利用できるトライバンド対応しており、機器全体の接続端末数は最大500台まで可能。また、1台のリーダーAPで最大127台のフォロワーAPを管理できます。
より広く(無線エリア拡大)
異なる特性を持つ2つの5GHz帯アンテナを搭載し、5GHz(1)と5GHz(2)の両方を使用できることから無線エリアが拡大します。また、有線LANが敷設できない建屋へは5GHz帯の1つでWDSブリッジ機能を使い、建屋間の高速無線中継を実現。
Fast DFS機能
従来機種において、5GHz帯の無線LANで特定のチャンネルを使用していて気象・航空レーダー波を検出したときは、60秒間通信が切断されていました。WLX313ではFast DFS機能により、レーダー波を検出したときはすぐにチャンネルを変更することで、通信切断を回避します。
製品群④:UTM(UTXシリーズ)

UTM(Unified Threat Management)とは、「統合脅威管理」の意味です。従来ファイアウォールやアンチウイルスなどケースバイケースで複数の製品を使い分けていましたが、UTMによって、多くのセキュリティ機能を一元化し、手間やコストの削減を実現しました。また、近年増大する多様化するサイバー攻撃に対処するためにもUTMは効果的なソリューションです。
ヤマハUTMシリーズには小規模向けUTMアプライアンスのUTX100と、中規模向けUTMアプライアンスのUTX200があります。Check Point社のテクノロジーを搭載し、企業に必要とされるセキュリティ機能を1台に集約し、ヤマハルーターと連携した一元管理が可能です。必要な設定を完了して提供するため、開梱し設置すればすぐに利用を開始できます。
特長①:セキュリティ機能を1台で
企業のLANとインターネットの間に設置することで、ファイアウォール、アンチウイルス、アンチスパム、侵入防止、アプリケーションコントロール、URLフィルタリング、アンチボットなどのセキュリティ対策を一手に引き受け、外部からの侵入と内部からの情報流出を防ぎます。個別に導入する必要がないため、管理者の負担も軽減します。
特長②:選べる2通りの導入形態
導入形態はブリッジモード、ルーターモードからも選べます。ブリッジモードでは、ヤマハルーター、アクセスポイント、スイッチを同時にご利用いただくことで、Webアプリケーション「LANマップ」による一元管理を実現します。リモートワークなど外部からUTXシリーズに接続する場合はルーターモードで安全にインターネットアクセスが可能です。
特長③:日本語GUIによる簡単設定
GUIはCheck Point社のものですが、UTXシリーズでは日本国内での使用に最適化しています。すべての設定が日本語GUIから可能で、使う機能のチェックボックスをクリックするだけでセットアップが完了します。また、推奨設定が初期値になっており、追加設定しなくても適切なセキュリティが実行されるため、専門知識がなくても安心です。
特長④:分かりやすいセキュリティレポート
UTXシリーズではレポート作成がライセンスに付属しており、GUIからライセンスの有効期限やセキュリティログ、セキュリティレポートの確認を行えます。この機能により、検知された脅威やネットワーク状況などが一目瞭然、感染したデバイスがあればIPアドレスまで追跡が可能です。
特長⑤:専用サポート窓口で強力サポート
機器のログ確認や設定の変更などはサポートセンターから遠隔操作が可能。機器が故障した場合には故障診断実施後、代替機を事前送付し、企業ネットワーク遮断を回避します。また、お客様環境のUTMより自動作成したセキュリティ診断レポートをEメールにより定期配信、さらにご指定のタイミングでファームウェアを自動更新し、セキュリティを最新状態に保ちます。
特長⑥:充実の日本語ドキュメント
特長や仕様、ライセンス、設定例、サポートなどについてくわしい資料を体系化し、日本語で提供。購入前も、購入後も知りたい情報に他言語での解読の心配なくアクセスできます。
ラインナップ
UTX100 | UTX200 | |
LANポート | LAN:5ポート(L2スイッチ)/WAN:1ポート | LAN:8ポート(L2スイッチ)/WAN:1ポート/DMZ:1ポート(SFPポートとのコンボ) |
VPNスループット | 970Mbps | 1,950Mbps |
FWスループット | 2.0Gbps | 6.4Gbps |
NGFWスループット | 600Mbps | 970Mbps |
セキュリティーライセンス | 1年、2年、3年、4年、5年(初年度セキュリティーライセンス込み) |
製品群⑤:ライセンス製品(vRX/YSL-DPI/YMS-VPN8)

ライセンス製品にはvRX、YSL-DPI、YMS-VPN8をラインナップ。vRXはRXTシリーズを仮想化したルーターで、ヤマハハードウェアルーターの機能・性能を仮想環境上でも実現します。複雑なネットワークを簡単に構築、拠点の追加や削減、帯域の拡張や縮退にも柔軟に対応。Amazon Web Service版、VMware ESXi版のいずれかを選択できます。
また、YMS-VPN8とは、VPNクライアントソフトウェアで、簡単な接続設定で安全なリモートアクセス環境を実現。さらにYSL-DPIはヤマハルーター用のアプリケーション制御ライセンスで、Office365(Microsoft365)をはじめとするクラウドアプリケーションごとに最適な通信経路を可能にします。YSL-DPI、YMS-VPN8を活用することで、利用に応じたネットワーク環境を構築できます。
ソフトウェア仮想ルーターvRXの特長
1 | ヤマハルーターの設定ノウハウを継承(コマンドはそのまま利用可能) |
2 | 複雑なネットワークを簡単に構築可能 |
3 | 拠点の追加・削減、帯域の拡張・縮退などに柔軟対応 |
4 | AWSコンソール/VMware vCenterからの一元管理 |
【ソフトウェア仮想ルーターvRXのユースケース】
その1:複数の物理拠点と複数のAmazon VPC(Virtual Private Cloud)を容易に接続。VPNによる安全かつ安定的な接続を実現しました。
その2:店舗、拠点展開での用途でテレワーク用VPNを収容するセンタールーターとしての利用。省エネ、省スペースにも貢献します。
その3:ハイブリッドクラウド構築のためのオンプレミス側のNWで利用。ヤマハルーター同士で安定性が高いVPNを構築します。
その4:拠点ごとに専用のネットワークを構築するため、複数台を運用。センター増設やマルチテナントにも簡単に対応できます。